ロマンシティで木造住宅耐震化の必要性について説明する久岡支部長(奥左)ら

 7月1日の建築士の日にちなみ、一般社団法人県建築士会日高支部の木造住宅無料相談会が24日、御坊市のオークワロマンシティ御坊店で開かれた。

 支部メンバーや御坊市役所職員合わせて10人が対応。今年1月の能登半島地震や今月8日に発表された南海トラフ地震臨時情報を受けて、巨大地震への備えの意識が高まる中、木造住宅耐震補強の必要性や耐震診断が無料で行えることなどを説明した。子ども用にペン立て作りの工作体験や県の「ごりょう君」での地震体験もあった。

 久岡政弘支部長は「いつ地震が起きるか分からない中で、自分ができる備えを考えていただきたい。まずは住宅の耐震診断を」と呼びかけた。