数量を限定して飲料水を販売(グルメシティ御坊店)

 宮崎県沖で巨大地震が発生したことを受け、気象庁は8日、臨時情報「巨大地震注意」を発表。日高地方でも住民が非常食や飲料水を買い求め、大地震の発生に備える姿がみられた。

 特に備蓄として飲料水を購入する住民が多く、各店舗では売り切れが相次いだ。御坊市湯川町小松原のグルメシティ御坊店でもペットボトルの水を求める人が殺到し、8日の夜に売り切れになったという。すぐに商品を仕入れたが、今は購入数量を制限して販売している状態。水だけでなく、カンパンやビスケット、お茶なども普段より売れているという。10日朝、同店を訪れた御坊市の50代女性は、「大地震では飲料水に困ると聞いていたので、南海地震に備えて水を1ケース買いました」と話していた。

 備蓄品以外の地震対策では寝室を1階から2階に変えたり、子どもが通う保育所の避難場所を確認したという声も聞かれた。