兄弟フォークデュオ「ビリー・バンバン」の菅原進さんの妻で、ジャズ・ポップスピアニストとして活動している御坊市出身の菅原(旧姓中村)知子さんが14日、市役所1階に設置されたピアノを使った演奏会を開く。午後0時10分から50分まで。
ピアノは市制施行70周年記念事業「花と笑顔で彩る、私たちのまち」の一環で今月末まで設置されており、来庁者が自由に弾けるようになっている。市の職員に知子さんの同級生がおり、知子さんのお盆帰省の際に演奏してもらえるよう話をしたところ、「70周年の記念になるなら」と快く引き受けてくれた。
知子さんは日高高校、関西外国語大学短期大学を卒業後、大阪のレストランなどでピアノを演奏。25歳で上京し、1999年にサンミュージックタレントオーディションで自作曲をうたい入賞。東京を拠点に音楽活動を続け、2009年に進さんと結婚後もピアニストとして活躍中。夫婦で作曲した「ココロありがとう」が「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」の挿入歌となった。
演奏会では映画「天空の城ラピュタ」の主題歌「君をのせて」など弾き、市職員のギターとのコラボレーションも予定。ピアノを使ってみんなの笑顔を咲かせる。入場無料。定員は設定していないが、座席に限りがある。