第77回全国高校陸上競技対校選手権大会が先月28日から1日まで福岡県博多の森陸上競技場で開かれ、紀央館の永江翔太朗選手(3年)が男子円盤投げと同砲丸投げでともに3位入賞した。
以前からメイン種目としていた円盤投げ(63人出場)は1日に行われ、47㍍43で、トップには2㍍50㌢以上の差となった。自己ベストの49㍍90を更新して52㍍超えでの優勝を狙っていただけに、悔しい3位となった。
砲丸投げ(65人出場)は30日に行われ、記録はこれまでの自己ベストを5㌢上回る16㍍78。トップ(17㍍21)にはわずかに届かなった。
大会を終え永江選手は「円盤投げ、砲丸投げとも記録、順位ともに物足りず、悔しい結果になりました。調子がよかったのでもっと記録を伸ばしたかった」と悔しさをにじませ、「10月にU―18の大会が残っているので、そこに照準を合わせて円盤投げ、砲丸投げとも自己記録更新を目指したい」と早くも次の目標に向かって練習に打ち込むとした。
紀央館からは女子砲丸投げに大路茜選手(2年)、女子円盤投げに原志保選手(2年)も出場。大路選手は11㍍21、原選手は37㍍66の記録でともに決勝進出はならなかった。