アユの塩焼きにかぶりつく子どもたち

 印南町の清流小学校(濵上美保校長)で1日、地元の切目川漁業協同組合(廣原敏弘組合長)による恒例のアユの学習が実施され、全校児童64人がアユのつかみ取りや塩焼きの試食を楽しんだ。

 切目川の資源や環境について考える機会にと、今回は日高川漁業協同組合がアユ450匹を用意し、県内水面漁業協同組合連合会も協力。この日は登校日で、子供たちは日高川漁協の前田豊温参事からアユの一生について学び、特設のいけすでアユのつかみ取りを体験した。

 いけすに放たれたアユを懸命に追いかけ、活きのいいアユを手に笑顔いっぱいだった。

 脂がのったアユは塩焼きにされ、4年生の林絢斗君は「おいしい。また食べたい」と話していた。