東・西日本は28日も高気圧に覆われて広く晴れ、厳しい暑さとなり、日高川町川辺でも最高気温が35度を超える猛暑日となった。

 気象庁によると、千葉県市原市の牛久で39・8度を記録。全国観測点の4分の1、県内も川辺(35・6度)や田辺市龍神(35・7度)を含めて7カ所の観測点で35度以上となった。

 日高地方では熱中症搬送も相次ぎ、27日に御坊市湯川町財部で80代、28日に日高川町寒川で80代、日高町産湯で60代のいずれも女性が病院に運ばれた。

 29日も午前10現在で川辺の気温は30度を上回っており、30日も県内北部の最高気温は35度の予想。8月初めまで猛暑日が多い状況が続く見通しで、熱中症を予防し、健康管理に注意するよう求められている。