大賀ハスが咲く美浜町三尾の大賀池で13日、管理する和歌山大賀ハス保存会と同町教育委員会が除草作業を行った。
保存会メンバーと教委職員合わせて15人が参加。池の周辺はきれいになったが、雑草のキシュウスズメヒエが3分の1ほど繁茂していた池の中は取りきることができず、今後あらためて作業する。
保存会の阪本尚生会長によると、この日は13輪が開花。花芽も何本か出てきており、しばらく花を楽しめそうだが、数は例年より少なく、キシュウスズメヒエの侵入で葉の茂りは例年の数分の1程度という。また、今年の春に応急措置をした漏水が再び確認され、調べたところ、原因はカニによる穴と判明。保存会は教委の協力を得ながら対策を講じていく。