第72回全日本実業団アーチェリー大会が13、14日の2日間、日高川町の南山スポーツ公園陸上競技場で開かれ、全国から出場した約70選手が競った。
同町で開催されるのは昨年に続いて2回目で、男女別個人種目と団体種目で対戦した。東京オリンピック団体銅メダルの武藤弘樹選手(トヨタ自動車)、2020年全日本選手権優勝の桑江良斗選手(自衛隊体育学校)らの強豪が参加。県内からはみなべ町役場の湯川輝選手と和歌山市の岩尾亘選手(白光印刷)が、的まで70㍍のリカーブ部門に出場した。ともに予選を通過したが、湯川選手は決勝トーナメントの初戦、岩尾選手は2回戦で敗退した。
開会式では県アーチェリー協会副会長で全日本実業団アーチェリー連盟副会長の和田好史さんがあいさつし、地元の久留米啓史町長らが祝辞を述べた。