関係機関・団体のメンバーとともに物品を配る紀央館高校の生徒(オークワロマンシティ御坊店で)

 わかやま夏の交通安全運動がスタートした11日、県と交通事故をなくする県民運動日高地方推進協議会の街頭啓発が、御坊市のオークワロマンシティ御坊店前で行われた。

 県と日高地方の市町職員、御坊警察署員や交通安全関係団体のメンバーほか、紀央館高校の生徒らが参加。買い物客にうちわやティッシュを配り、地域ぐるみでの意識高揚を呼びかけた。

 運動は20日までの10日間で、「歩行者優先意識の徹底とサイン+サンクス運動の推進」「高齢者の事故防止」「自転車・特定小型原動機付自転車等の交通ルール順守の徹底とヘルメット着用促進」「飲酒運転の根絶」の4項目が重点。通学に自転車を使っているという紀央館高校生徒会会長の石川真洋君(3年)は「しっかり安全を確認して、〝ながら運転〟は絶対にしないようにしています」と話し、熱心に活動していた。