梅雨真っ只中だが、たまに晴れると一気に猛暑日となる。雨のジメジメとした暑さは嫌だが、炎天下の暑さを味わってしまうと、マシに思えるほどだ。晴れるたびに「7月の初めって、こんなに暑かっただろうか」などと思う日々が続く中、自宅のエアコンが壊れた。
エアコンの故障にはさまざまな種類があるが、筆者の家の場合は冷媒ガスというものが影響しているとのエラー表示があり、風は出るもののほとんど冷えない。日中は扇風機を2台使って冷たい飲み物でもあれば過ごせなくはないが、汗は止まらない。夜は少し涼しくなるものの、カメムシなど虫が入ってくることもあって、窓を開けられない。年数が経っていたため修理でなく買い替えとなったが、御坊市内の量販店では取り付けは10日ほど待つ必要があるようで、しばらくその部屋は使えなさそうだ。
ウェザーニュースの2024年夏の見通しによると、観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する暑さとなる可能性があるとのこと。チベット高気圧と太平洋高気圧が上空で重なり合う「ダブル高気圧」で、35度以上の猛暑日が続いたり、地域によっては40度前後の酷暑になったりすることもあるという。今月中旬に予想されている梅雨明けから本格的な暑さが来るという。
すでに暑いが、これ以上となるとエアコン無しの部屋では熱中症の危険がより高まる。エアコンの買い替えの目安は10年とされており、10年を過ぎて動作がおかしくなっていれば寿命のサインかも知れない。そういった場合は、本格的な暑さの前に買い替えなどを検討したほうがいいだろう。ちなみに筆者宅ではエアコンと時を同じくして洗濯機も壊れた。(城)