食品衛生指導員が各店を巡回し、食中毒予防を徹底するよう呼びかけた(由良町の観光旅館美奈都で)

 日高食品衛生協会(更井喜作会長)は3日から、夏期食品衛生巡回指導を開始した。

 初日は由良町の食品衛生指導員が町内の飲食店や旅館など48事業所を訪問。トップで訪れた衣奈地内の観光旅館「美奈都」(坂田貢一代表)では、指導員6人がそろいのポロシャツと腕章を着け、旅館の関係者に啓発用のチラシを配布。「食中毒が発生しやすい季節です。調理器具の消毒や手洗いの徹底など予防対策をお願いします」と呼びかけていた。

 今後、今月31日にかけて、各市町ごとに指導員が各事業所を回って食中毒予防の意識を高めていく。