大学日本代表に選ばれた日高川町出身の西川選手

 7月に開催される第43回プラハベースボールウィーク(チェコ)と第31回ハーレムベースボールウィーク(オランダ)に出場する侍ジャパン大学代表選手24人が24日発表され、日高川町出身で青山学院の西川史礁選手(4年)=丹生中―龍谷大平安、和歌山日高ボーイズOB=が外野手として選ばれた。

 代表メンバーを決める選考会が22日から24日までの3日間、神奈川県平塚市で開かれ、大学生46人が参加。紅白戦などで各選手の実力がチェックされ、西川選手は紅白戦では安打は出なかったが、実践練習や今までの実績が高く評価された。背番号は青山学院でも付けている「3」に決まった。

 プラハベースボールウィークは来月6日から9日まで、ハーレムベースボールウィークは12日から19日まで行われる。

 西川選手は昨年7月に開催された日本代表にも選ばれており、アメリカ代表と対戦する日米大学野球選手権大会では不動の4番として活躍し、日本代表を優勝に導いた。今年3月のカーネクスト侍ジャパンシリーズ「欧州代表戦」では、プロ主体の侍ジャパントップチームにも選出された。

 西川選手は「昨年の経験を生かし、チームに貢献できるように頑張ります」と話している。