7月10日に和歌山市の紀三井寺公園野球場で開幕する第106回全国高校野球選手権和歌山大会の抽選会が21日、和歌山ビッグ愛で開かれ、参加39校36チームの準々決勝までの組み合わせが決まった。シード権を獲得していない本紙エリア7校はAゾーンに1校、Cゾーンに2校、Dゾーンに4校。まずはベスト4を目指す。創部100周年の日高は初戦で粉河と対戦する。

 有田中央、貴志川、串本古座の3校、新宮、新翔の2校が連合チームで参加。春季近畿地区大会県予選ベスト4の智弁和歌山、和歌山東、耐久、市和歌山をシード校として、A~Dの各ゾーンに振り分けた後、残る32チームの主将らがくじを引いた。

 10日は開会式のみで試合は11日から。準決勝の組み合わせは、準々決勝の勝利校が順次抽選し、順調に日程が消化されれば準決勝は26日、決勝は28日となる。公立校終業式の19日と準決勝、決勝各前日の休養日は試合を行わない。

 本紙エリア勢の組み合わせをみると、Aゾーンで南部龍神がいきなりシードの和歌山東と対戦。Cゾーンでは和歌山高専と南部がぶつかる。智弁和歌山がシードのDゾーンには和歌山南陵、日高中津、紀央館、日高の4校。いずれも初戦突破で波に乗りたい。