印南の日裏町長(手前)に岸本知事のメッセージを読み上げる橋本会長

 来月から始まる夏の子どもを守る運動月間に合わせて21日、印南町役場でこども・若者育成支援活動キャラバン隊による巡回活動が行われた。

 日高地方のキャラバン隊は、日高地方青少年育成県民運動推進委員連絡協議会(日推連)の橋本英之会長、御坊広域青少年補導センターの阪本芳造補導主事、日高振興局地域づくり部の藁科智将部長らで結成し、橋本会長が日裏勝己印南町長に岸本周平知事のメッセージを伝達した。

 橋本会長は「未来を支える子ども・若者は、大きな可能性を秘めたかけがえのない宝。私たちは今こそ、彼らをとりまく自殺、貧困などの社会課題を解決していかなければならない。子育て世帯の負担軽減、子ども食堂をはじめとする居場所づくり、若者の自立意欲醸成等を実施してまいります」というメッセージを代読。日裏町長は「青少年を取り巻く環境は深刻化している。町でもジュニアリーダーや見守り等、各種事業を進め、各団体と連携を深めて活動を推進していきたい」と答えた。

 キャラバン隊は由良の山名実町長にもメッセージを伝達した。