「本市のさらなる成長と市民の安全、安心を守るため全力を尽くす」と決意を述べる三浦市長 

 先月26日の御坊市長選で当選した三浦源吾市長が14日、初の議会定例会に臨み、2期目の市政運営に向けた所信を表明した。

 三浦氏は市内で防災対策、公共施設の老朽化、行政ニーズの多様化、人口減少、少子高齢化などの課題が山積する中、「本市のさらなる成長と市民の皆さまの安全、安心を守るため全力を尽くす」と決意新た。引き続き「健康で明るく楽しく前向きに笑顔あふれるまちづくり」をキャッチフレーズに、災害による犠牲者ゼロ、明るく楽しく学べるまち、健康でいきいきと安全になど、5本柱の公約の実現に意欲をみせた。

 災害時の個別避難計画策定や学校の再編を含めた教育環境の充実、商店街空き店舗活用などを掲げ、「市制70周年の節目に御坊に愛着を持てるまちづくりを推進し、人口減少を緩やかに、そして人口減少社会に対応したまちづくりに戦略的に取り組みたい」と述べた。

 所信表明に先立ち山本清司議長は「第5次総合計画で示した御坊市の実現へ数々の政策の展開を大いに期待。ともに市政発展に寄与してまいりたい」と歓迎の言葉を述べた。