設置した公衆トイレの前で久留米町長㊨に目録を手渡す北村会長

 日高川町の建設業者有志で組織する日高川町を良くする会(北村哲夫会長)が12日、通称〝地蔵の鼻〟と呼ばれる平川地内の県道沿いスペースに公衆トイレを設置し、町に寄贈した。

 2年前に町建設業協同組合が公衆トイレを設置していたが、リース期間が終了したため、今回、良くする会が新たに取り付けた。簡易水洗トイレ(洋式)で、男女別の個室には鏡付き洗面台などが備えられている。トイレは地元の平川花の会(鳥居秀次代表)が管理する。

 同日、現地で贈呈式が行われ、北村会長が久留米啓史町長に目録を手渡し、「チューリップや桜の名所として知られ、春には花を見に訪れる人も多い。皆さんに利用してもらえればと思います」と話した。

 久留米町長も「コロナ禍にマスクを寄贈していただいたり、初湯川の笠松地区にバスの停留所を設置していただくなど町に協力していただいてます。今回のトイレも大切に使わせていただきます」と感謝の言葉を述べた。