由良町里の国道42号入路交差点で4日、大雨などによる通行止めに備えた遮断機操作訓練が行われ、国土交通省近畿地方整備局和歌山河川国道事務所の職員14人が参加した。
同事務所の管轄エリアでは、国道42号の広川―由良間(6・0㌔)と由良―日高町間(3・3㌔)の2カ所の峠が異常気象時通行規制区間になっており、連続雨量が240㍉に達すると法面崩落などの危険があるため通行止めとなる。
今回は通行止めにする際、同事務所の職員が降ろす遮断機の操作訓練。業者指導のもと、電動で降ろす方法とハンドルを使った手動の方法を学び、一人ひとりが実践した。
訓練は毎年行っており、遮断機は近年、昨年6月の大雨の際に使用された。