掃除中に放課後の予定を話し合うカップルを演じ、デートDVを紹介する生徒

 日高高校で29日、県ジェンダー平等推進センター“りぃぶる”のデートDV(ドメスティック・バイオレンス)防止啓発事業出前講座が開かれ、生徒たちが寸劇で恋人同士の対等な関係を学んだ。

 講師は女性と子どもネット・堺のメンバー。寸劇では生徒数人が出演し、「友達と約束があるから」と誘いを断る彼女に怒るDV彼氏が、バケツを蹴るなど、迫真の演技を披露。続いて、彼女の予定を優先する彼氏も演じて相手を尊重する大切さを表現し、生徒たちは楽しみながら高校生同士のDVについて学んでいた。