
秋篠宮ご夫妻が先月31日から県内を訪問し、1日には和歌山市で開催された第35回全国「みどりの愛護」のつどいに出席された。
和歌山城ホールでの式典では、斉藤鉄夫国土交通大臣、岸本周平知事、尾花正啓和歌山市長があいさつし、日高地方の6団体を含むみどりの愛護功労団体表彰が行われた。
秋篠宮さまからは能登半島地震の被災者に心を痛めていることや表彰受賞団体の活動に敬意を表していることなどが伝えられ、「このつどいを契機に参加された皆様が相互に交流を深め、緑を育てる心をさらに高めていただくとともに、緑豊かな環境づくりが一層発展することを祈念します」とのお言葉。誓いの言葉を述べた和歌山市の小学生2人へのお声かけもあった。
和歌山城での記念植樹では、城をバックにご夫妻がソメイヨシノをお手植え。斉藤大臣や岸本知事、受賞団体代表らも県にゆかりのあるウバメガシ、クスノキ、クマノザクラを植えた。
ご夫妻は前日の31日に上富田の県立南紀はまゆう支援学校、広川町の稲むらの火の館も訪問。夜は和歌山市のアバローム紀の国で開かれた記念レセプションにも出席された。