関西大学生の頂点に立った川口選手㊧とペアの江口選手

 関西学生ソフトテニス選手権大会兼第79回三笠宮賜杯全日本学生ソフトテニス選手権大会予選会が25、26日、各大学を会場に開かれ、女子の部で印南町出身の川口真歩選手(関西大学4年)のペアが優勝し、関西大学生の頂点に立った。9月に沖縄で開かれる本大会出場も決めた。

 女子には147組が出場し、トーナメントで熱戦。川口選手は同じ和歌山信愛高校出身の江口咲礼紗選手(関西大学2年)とペアを組み、前衛として出場した。

 初戦は天理大、2回戦は神戸親和大、3回戦は同志社女子大、4回戦は関西外大、5回戦は天理大、準決勝は松蔭大の各ペアに勝利。決勝は世界選手権日本代表にも選ばれている宮前希帆選手の関西学院大ペアと対戦し、序盤は0―2とリードを許したものの、江口選手とのコンビネーションで果敢に攻撃を仕掛け、5―3で逆転勝ちした。

 川口選手は同大会で過去に3位、準優勝の経験はあったが、ついにつかんだ栄光に大喜び。次は今月8日からの全日本大学ソフトテニス王座決定戦(団体)での日本一を目指す。