第三者を含めた検討委員が再発防止への議論を開始

 公共工事入札をめぐる談合事件が発生した日高川町は21日、第三者を含めた官製談合再発防止検討委員会を立ち上げ、同日、役場で第1回会合が開かれた。

 昨年11月、元副町長が官製談合防止法違反などの容疑で逮捕・起訴され、懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡された。元建設課長(現在は総務課付)も今年2月、同容疑で逮捕・起訴され、現在も公判中となっている。

 委員会の委員長は和歌山高専名誉教授の中本純次氏で、委員は元和歌山県技監の楠見和紀氏、弁護士の石倉誠也氏、元日高川町監査委員の西育雄氏、役場総務課長の戸根康文氏の計5人で構成。事件の原因究明、再発防止策、入札制度の検証などについて協議する。

 この日の初会合では戸根総務課長が「本町で起きた入札に関わった事件。再発防止に向けて外部の皆さんの意見をいただき、改革に取り組んでいきたい」と述べ、事件の経緯などについても説明した。意見交換では工事の入札方法について質問する声があったほか、「他の自治体の談合防止マニュアルを参考にしてはどうか」などという意見も上がった。

 委員会は秋をめどに対応策などをまとめ、久留米啓史町長に報告する。