三浦氏
山本氏

 御坊市長選はきょう19日告示される。現職の三浦源吾氏(64)=島・1期目=と、和歌山環境保全団体代表で新人の山本譲一氏(62)=薗=の一騎打ちが濃厚となっており、26日の投開票まで7日間の舌戦に入る。

 三浦氏は今年3月の当初議会で「健康で明るく楽しく前向きに笑顔あふれるまちづくり」などを掲げて出馬表明。この時点では無投票ムードが漂っていたが、4月17日の立候補予定者説明会に山本氏が出席、22日には「市民の声が行政に全然届かない。何が何でも御坊市を変えたいという思い」などと、正式に立候補を表明した。両陣営とも事務所開きを行い、臨戦態勢を整えてきた。

 告示日は三浦陣営が午前8時半から、島の事務所で出陣式。山本陣営は午前11時から、オークワロマンシティ御坊店前の国道42号交差点で第一声を放つ。市長選は前々回の2016年、当時の現職柏木征夫氏が新人二階俊樹氏を退け当選。20年の前回は保守一本化で三浦氏が無投票当選となった。今回、選挙戦突入は8年ぶりとなる。