協定書を手に中井理事長㊧と山名町長

 由良町とわかやま市民生活協同組合は30日、同町役場で包括連携協定の締結式を行い、山名実町長と生協の中井勝也理事長が協定書を交わした。

 締結後、山名町長は「少子高齢化や過疎化が進む中、本協定で町民サービス向上に向けて連携できることは非常に心強い。締結を契機に地域の課題解決に向けて、これまで以上に尽力していきたい」とあいさつ。中井理事長は生協が行っているさまざまな事業を紹介し、「今後、中身を具体的にしていき、地域のお役に立てれば」と話した。

 協定は地域の安全・安心、少子化対策・子育て支援、高齢者・障害者支援、大規模災害時の対応、産品振興・観光振興、町政情報の発信など9項目で連携することになっており、具体的な内容は今後検討していく。