往年の名車が次々と到着(御坊市のEEパーク)

 東海・近畿地方の公道約1100㌔をクラシックカー約50台が走行する「ラ・フェスタ・プリマヴェラ2024」が19日から22日まで開催され、3日目の21日には日高地方の御坊市のEEパーク、日高川町の道成寺、由良町の道の駅白崎海洋公園に設定されたチェックポイントを通過。次々と駆け抜ける往年の名車を、多くのギャラリーが手を振って歓迎、見送った。

 昨年は北陸地方で開催され、日高地方を通過するのは2年ぶり。19日に名古屋市をスタートし、三重、和歌山、大阪、奈良などを通り、22日に京都市のゴールを目指した。

 21日は午前7時に白浜町の南紀白浜マリオットホテルを出発し、高速道路などを経由して北進。御坊市塩屋町のEEパークには先頭の1928年式ブガッティ40が8時すぎに到着。タレントの堺正章さんも1955年式ランチア・アウレリアB24スパイダーに乗って登場し、時折小雨が降る中、次々と入場した。

 チェックポイントでは三浦市長らが特産のスターチスをプレゼントし、宮子姫の仮家有水さん(25)と家吉晟礼さん(19)の2人も時代衣装で歓迎。ドライバーらもクラシックカーから手を振り返しながら笑顔で応えていた。

 車好きの御坊市の山本隼大君(3)もお父さんの国寛さん(35)と一緒に見物し、「来た、来た! かっこいい」と歓声を上げていた。