北垣会長㊧から岸本知事に要望書を提出

 一般社団法人県自動車整備振興会(北垣順一会長)が岸本周平知事に対し、「図柄入りナンバープレート」の早期導入を要望した。

 図柄入りナンバープレートは国土交通省が各種大会や地域をPRする「走る広告塔」として、2017年から交付を開始。同年のラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピックの特別仕様ナンバープレート交付を契機に、多くの地方自治体で図柄入りのご当地ナンバープレートが出されている。県や各自治体での導入には、最終的に国交省有識者審査会での決定が必要。

 今回の要望には同振興会の北垣順一会長、口井浩之・宮本政幸副会長、二階俊博衆議院議員秘書の二階俊樹氏らが参加。北垣会長は先月22日に県から国交省近畿運輸局に図柄入りナンバープレート導入に向けた要望書を提出したことに感謝を述べ、「導入する意思を表明してから交付までには1年を超える期間を要すると聞いている。スムーズに導入できるよう、地方図柄入りナンバープレート導入要綱に基づき、県もしくは地方自治体で準備していただきたい」と求めた。岸本知事は「全国で約70の地域が導入しているが、和歌山県はまだなので、早期導入に向けて頑張りたい」と協力を約束した。