組合員が稚アユをホースから放流(ダム下流の姉子地内で)

 日高川のアユの友釣りの5月1日解禁を前に、日高川漁業協同組合は今月から河川に稚アユを放流している。

 1日から椿山ダム上流を中心に放流してきたが、18日にはダム下流の日高川町姉子地内などにも放した。

 稚アユはトラックのいけすからホースを通って川に放され、川の流れに身を任せるように深みに泳いでいった。今シーズンはこれまでに74万匹を放し、今後も放流活動を行う。

 日高川の解禁は埼玉県秩父荒川(今月29日)に次いで全国2番目の早さ。関西では屈指の人気河川で、毎年、大阪や京都などからも大勢の太公望が訪れる。

 友釣りには遊漁券(鑑札)が必要で、早期解禁(5月1日~12月31日)の年券が1万5730円、一般解禁(5月20日~12月31日)の年券が1万2100円。日券は3630円。問い合わせは日高川漁協℡0738―52―0950。