笑顔の岡本さん㊥と岡本会長㊧、三浦市長

 御坊市湯川町財部、ケアビレッジたからに入所している岡本千鶴子さん=島=が先月31日、めでたく100歳の誕生日を迎え、4日には三浦源吾市長と岡本恒男社会福祉協議会会長が花束や祝い金をプレゼントした。

 岡本さんは父親の仕事の関係で、満州で生まれ、3歳の時から日高川町鐘巻で過ごし、亡夫義次さん(享年96)との結婚を機に市内で暮らすようになった。長年にわたり和歌山病院で看護師として働き、退職後も持ち前の手先の器用さを生かして趣味で紀州手まり作りを楽しんできた。ケアビレッジたからは昨年8月から入所。三浦市長は「足腰もしっかりして、何でも食べるということで、これからも長生きしてください」、岡本会長は「看護師として社協での入浴介助のお手伝いもしていただき、ありがとうございました」などと話し、岡本さんも「お祝いに来ていただいて本当にうれしく思います」と笑顔をみせていた。