本堂前で満開を迎えたしだれ桜

 日高川町鐘巻、道成寺(小野俊成院主)の本堂前に植えられているエドヒガンのしだれ桜が満開を迎えている。

 樹齢は約150年、高さは約5㍍。今月16日から咲き始め、柳のように垂れ下がった枝に薄ピンクの花が咲き誇っている。

 訪れた参拝客らはサクラの木をバックに記念撮影する光景がみられ、「とてもきれい」と見とれていた。

 同寺によると、今年の開花は例年より1週間程度遅く、天候に左右されるが、4月上旬ごろから散り始めそうだという。ソメイヨシノなど裏山を含めて約250本のサクラが植えられている。