デンマークの生徒と交流する日高の生徒

 日高高校の1、2年生10人が2日から12日まで、姉妹校提携を結んでいるデンマークのフレデリクスハウン高校を訪問し、現地の高校生と交流。2019年を最後にコロナで中止が続いていた交流が、5年ぶりに再開した。

 生徒たちは滞在中、それぞれのホストファミリー宅に宿泊し、フレデリクスハウン高校の授業に参加。交流を中心とした英語の授業のほか、通常のデンマーク語の科学の授業などに加わり、デンマークの高校の雰囲気を味わった。

 日高高校の生徒たちは「みんな大人びていて、学校には車を運転して通学し、私服にパソコン持参のスタイルで自由に授業を受けていた。先生の話も聞くばかりでなく、積極的に発言するなど主体的な姿勢が印象的だった」などとちょっと驚きの表情。滞在中に誕生日を迎えた生徒は、「朝、庭に大きなデンマークの国旗が飾られ、親族が集まって手作り料理やケーキで祝ってもらいました」と笑顔で振り返り、ほかにも「世界を見て視野が広がった」「最初は英語の間違いを気にしてしゃべれなかったけど、3日目くらいから間違ってもいいからとにかくしゃべろうと積極的になれた」「伝えたいことがあるのに英語力がなくて伝えられないこともあり、もっと英語を勉強したいと思った」などと話していた。