勢いよく打ち上がるロケットに歓声

 日高町青少年総合対策本部など主催の「モデルロケットを作って打ち上げよう」が20日、中央公民館と駐車場で開かれ、全員が打ち上げに成功した。

 宇宙に興味を持ってもらおうと、県宇宙教育研究会が県内で開いているワークショップで、町内の小中学生13人が参加。同研究会事務局長で桐蔭高校教諭の藤木郁久さんと同校や桐蔭中学の生徒が講師を務めた。

 全長約30㌢のモデルロケット「アルファⅢ」を組み立て、火薬のエンジンも取り付けて完成させ、駐車場に移動。一人ずつリモコンを持ち、「上空よし」「低空飛行物体なし」「打ち上げます」と声に出し、5秒からカウントダウンして発射ボタンをオン。煙を上げて勢いよく約80㍍打ち上がり、歓声が響いていた。内原小学校5年の和田太良君は「思っていたより高く飛んでびっくりした。打ち上げ成功してうれしかった」と話していた。