
JA紀州(芝光洋組合長)はジャガイモ菓子「とまと梅味ポテトスティック」を商品化し、同JAのECサイトなどで販売を開始した。すでに販売している梅干し「tomato―ume」をパウダー化し、ポテトスティックにまぶした商品。「とまと梅味ポテトスティック」の販売を通じ、梅干しの「tomato―ume」の消費拡大にもつなげたい考えだ。
tomato―umeは同JAが14年前から売り出しているヒット商品。高糖度のミニトマト優糖星の果汁で南高梅を漬け込み、まろやかなトマト味に仕上げたデザート感覚の梅干し。
今回のとまと梅味ポテトスティックは2021年度から開発に着手し、大手菓子メーカーに製品化を依頼。tomato―umeのパウダーで味付けし、子どもからお年寄りまで幅広く楽しめる味に仕上げた。価格は4袋(1袋18㌘)入りで550円(税込み)、10袋入りが1100円(同)となっている。
ほか、梅肉や優糖星の果肉などを原料とした調味ソース「tomato―umeだれ」もリニューアル。従来よりも優糖星の果肉を増量し、コクのあるデミグラス風味にした。価格は130㌘入りで450円(税込み)。
ECサイトのほか、みなべ町東吉田のほんまもんふるさと直売所、印南町印南のフレッシュマート特産品直売所で購入できる。加工直販課の久保田博之課長(46)は「梅は体にもいいので、ぜひ味わってください」とPRしている。
今月31日まで、梅干しなど梅関連商品(一部商品を除く)を買うと、「とまと梅味ポテトスティック(4袋入り)」と「tomato―umeだれ」がプレゼントされるキャンペーンも実施している。キャンペーン内容などの詳しい問い合わせはフリーダイヤル0120―72―4387。