県教育委員会は22日、2024年度県立高校の一般入試とスポーツ推薦入試の1回目の出願となる「一般出願」の状況を公表。本紙エリアでは紀央館普通が入学者枠118人に対し128人が出願し、唯一の定員オーバー(10人)となった。

 日高普通をはじめ、他の学校各科は定員割れ。紀央館普通は定員120人だが、特色化選抜合格内定者が2人いるため入学者枠は118人で、スポーツ推薦4人含む128人が出願した。同工業技術は入学者枠39人(定員40人、合格内定1人)に対し、スポーツ推薦1人含む36人が出願し、3人の定員割れ。

 日高普通は入学者枠200人に対し、175人が出願、25人の定員割れで、一般出願では6年連続の定員割れとなった。同中津分校は40人に対し、22人(内全国枠13人)で18人の定員割れ。南部普通は80人に対し、19人で61人の定員割れ、食と農園は116人(定員120人、合格内定4人)に対し、47人で69人の定員割れ、同龍神分校は37人(定員40人、合格内定3人)に対し、10人(内全国枠5人)で27人の定員割れ。定時制では日高普通の40人に7人が出願し、33人の定員割れ。

 本紙エリアの全日制3校2分校7学科(日高総合科学を除く)の出願者合計は437人で、前年度の440人より3人減少した。

 出願先を変更できる本出願は3月4、5日、試験は11、12日、合格発表は19日。