梅干しを贈る部会メンバーと城島球団常務(左から2人目)

 南部ライオンズクラブの阪神ファンでつくる、阪神タイガース応援部会(出口幸三郎部会長)は20日、同球団がキャンプを行っている沖縄県宜野座村を訪れ、みなべの梅干し1200個を贈った。

 南部高校出身で元阪神エースの上田二朗さん(野球解説者)の紹介で縁ができ、2013年からコロナ禍を除いて毎年寄贈している。疲労回復効果のある梅干しで選手たちの練習の励みになればという思いや、みなべの梅のPRにもつなげたい目的で取り組んでいる。

 梅干しは町内の加工業者でつくる紀州みなべ梅干協同組合、梅農家でつくる紀州梅干生産者協議会、部会メンバーから提供を受けた個包装の梅干しを贈った。

 出口部会長は「梅干しパワーで元気になって〝アレンパ(リーグ連覇)〟を願っています」と、球団の城島和弘常務に手渡した。城島常務は毎年の梅干し寄贈に感謝し、「昨年の日本一は梅干しパワーのおかげかもしれません。みなべの梅干しは疲れが取れるし美味しいので選手も大好きです」などと話していた。