御坊市薗、本町商店街の空き店舗を活用したトリノスギャラリーで３月１７日、音楽＆アートのライブイベント「音描く彩（おんがくさい）～いくつになっても夢追い人～」が初開催される。由良町里出身のシンガーソングライター藪下将人さん（４２）や同ギャラリー主宰の中川貴雄さん（４４）らがコラボし、アートなひとときを演出する。
河島英五音楽賞の最優秀作品を受賞し、テレビやラジオ、ユーチューブチャンネルなどで活躍している藪下さんが、新曲の「夢追い人」などのライブを披露。絵本「わすれんぼうのサンタクロース」などの作者として知られる中川さんが、ステージの傍らでストリー性を持たせたライブペイントを行う。ステージの１部と２部の間にはトリノスギャラリーの隣にあるフロンティアキングの藤原晋作さん（４５）がＭＣを務め、藪下さんと中川さんのトークショーも。また、ステージでは中川さんと弟の恭平さん、いとこの中岡温士さんで結成する「悪ノリワーカーズ」もステージデコレーションを行い、最終的に２時間程度で音楽と絵が一体となった一つのアートを完成させる。
藪下さん、中川さん、藤原さんは以前からイベントなどを一緒に行っている仲間。今回、藤原さんの店に藪下さんが訪ねてきたことをきっかけに、「１０年ぶりに音楽のイベントをしよう」と盛り上がった。藪下さんは「御坊でここを拠点に定期的に開催していきたい」、中川さんは「今後もこういった機会を増やしていきたい」、藤原さんは「フロンティアキングがオープン２０年目の節目の年でもあり、商店街の活性化にもつなげたい」と話している。
当日は午後４時スタート（開場は３時半）。チケットは大人１５００円、学生５００円で、いずれもフロンティアキングの５００円商品券付き。幼児無料（席数限定）。問い合わせは藪下音楽事務所℡０９０―３６５４―２２６２、トリノスギャラリー℡０９０―１９１６―５５１６、フロンティアキング℡０７３８―２０―２０４３。
