美浜町の松原小学校で１７日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手から全国の小学校に贈られたグラブを使った野球教室が開かれ、子どもたちが楽しんだ。
美浜少年野球クラブと松原、和田両小学校のコラボ企画。同町内を中心に園児や小学生が参加し、両校の協力でグラブを実際に使って野球を体験した。
参加者は、大谷グラブ、ティーバッティング、ホームラン、ピッチング、守備、走塁の各ゾーンをスタンプラリー形式で回り、大谷グラブゾーンでは、実際にグラブを手にボールを捕ったり、投げたり、笑顔いっぱい。同クラブメンバーのサポートで、男の子も女の子も野球に触れ、景品で風船と菓子をもらった。
グラブの展示には付き添いの保護者や地域住民らが興奮。写真撮影していた。
大谷選手と同じ名前で和田の西翔平君（６）は弟純平君（４）と一緒に体験。「（野球が）ちょっと好きになってきた。もっとやってみたいな」と目を輝かせ、元高校球児の父貴生さん（４３）は「野球人口が減るなか興味を持ってくれたら。大谷選手のグローブはデザインもいいし、『子どもたちのために』という気持ちが、とにかく格好いいですね」と話していた。
