10位でフィニッシュする日高川町のアンカー齋藤選手

 第23回県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会が12日、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場を出発、県庁前を決勝とする10区間21・1㌔コースで開かれ、日高地方勢は日高川町の10位が最高だった。

 北山村を除く29市町と順位に記録されないオープン15の計44チームが出場、小中学生男女10人が白熱のたすきリレーを繰り広げた。

 日高川は入賞にはわずかに届かなかったが、全員が安定した走りで徐々に順位を上げてフィニッシュした。日高地方勢は印南町が12位と健闘し、美浜町が14位、御坊市は16位、由良町17位と続いた。

 レースは海南市が3年ぶり10回目の優勝。表彰式では総合上位8チームや区間上位選手のほか、5年連続登録競技者として、日高地方の川口旺丞(御坊中)、川手菜央(大成中)、北山美緒(松洋中)、周家苺珈(日高中)、佐藤蓮(由良中)、長濵乃彩(同)、林哉太(印南中)、玄素沙永子(智辯中)の8選手ら29人が表彰された。

 総合成績上位と日高地方勢の成績、区間上位入賞は次の通り。

 【総合】(タイムは全て1時間台)①海南市9分45秒②和歌山市③田辺市⑩日高川町14分21秒⑫印南町15分28秒⑭美浜町15分47秒⑯御坊市15分55秒⑰由良町16分01秒⑳みなべ町17分32秒㉔日高町21分04秒▽日高川町OP18分58秒▽由良町OP20分05秒

 【区間成績】2区1・7㌔③長濵乃彩(由良町)6分01秒▽8区2・5㌔②玄素沙永子8分32秒