大根を慎重に引く児童

 印南町、稲原小学校(川口達生校長)の児童約50人は29日、校区内の畑で大根収穫体験を行った。

 地元のまちづくり団体いなはら友遊(坂井誠治会長)のメンバーが遊休農地を活用した畑で大根を育て、児童らを招待した。

 児童は、いなはら友遊のメンバーから引き方を教わり、力を込めてよっこいしょ。自分で引いた大根を手に「きれいに採れた」などと喜んでいた。

 坂井会長は「メンバーが丹精込めて作った大根を、地元の子どもたちに食べてもらえることを楽しみにしています」と話した。