松の苗木を植える児童

 美浜町の松原小学校(西端成太郎校長)で29日、町政おはなし出張講座「煙樹ケ浜の松林について」が開かれ、4年生19人が松の植樹を体験した。

 町農林水産建設課の松本淳課長補佐が講師で、煙樹ケ浜の松林の概要や歴史、松が枯れる理由と松林を守るための保全活動を説明。「これからもみんなで守り育てていこう」と呼びかけた。

 和田の養護老人ホームときわ寮西の保安林へ移動し、2~3年もので50㌢前後の苗木を2㍍間隔で植樹。土をかぶせて周りを踏み固め、最後にバケツで水やり。田中尊将君は「世界一大きくなってほしい」と願いを込めていた。