1月20日から2月3日ごろまでは二十四節気の「大寒(だいかん)」にあたり、一年間で最も寒い季節になる。が、今シーズンはめちゃくちゃ寒いと思う日が少ない気がする。日中車を運転していると、ぽかぽかした外からの日差しにうとうと…、それどころか「暑っつう!」と叫びたくなるくらい。貼るカイロも何袋か買って常備したのに、暑さが勝って昼過ぎには絶対にはがすので、なかなか減らない。来年の分に回そうと思うものの、一年後にはそんなことを忘れてまた買い足ししてしまう。そして残った大量のカイロを前に「あれ、これいつのやつやったっけ…」と考え込むのが多分オチだ。

 気象台が昨年12月に発表した今年1~3月にかけての3カ月予報でも、全国的に「平年より高い」と予想されている。偏西風が蛇行し、寒気の影響を受けにくくなるためだそう。雨も多くなると予想されている。今冬の雨の日は心なしか、空気がもわっとしている感じもする。

 昨夏に叫ばれた地球沸騰化。きっとその余熱が冬まで続いたのだろう。みなべ町では平年より早く梅の花が咲き始め、花粉の飛散も早まるというニュースも出た。このままでは、頭と心の季節の感じ方がずれてしまい、体調を崩してしまわないか心配。

 大寒の時期の旬の食べ物は小松菜、水菜、りんご、ポンカンなどがある。旬の食べ物は栄養価も高くなるので積極的に摂取したい。特に卵は「大寒卵」と呼ばれ、寒い季節はニワトリが卵を産む数も少なくなるので、卵に栄養がぎゅっと詰まり、他の時期の卵に比べて健康にも良いという。これらの食べ物をしっかり摂って体調を整え、頭にも、今は大寒、一年で一番寒い時期なんだということを叩き込んでおきたい。(鞘)