福笹を購入する伊藤さん家族

 みなべ町西本庄の須賀神社(前芝弘知宮司)でも、9日正午からスタート。昨年から復活した餅まきも行われ、多くの参拝者が訪れた。

 福笹の販売はこの日、福娘の代わりに戎奉賛会のメンバーと前芝宮司らが太鼓や鈴を鳴らして盛り上げた。10日からは福娘も参加し、参拝者に福笹を手渡した。

 福笹を購入した地元の梅農家大野寿一さん(62)は「昨年の梅は豊作で価格が下がったが、今年はまた価格が上がってくれたらいいなと思います」、田辺市龍神村でシイタケ栽培の株式会社龍神マッシュを営む伊藤委代子さん(77)は「事業を始めてから15年以上、こちらで縁起物を購入させてもらっています。今年も商売をより一層頑張っていきたい」と話していた。

 11日は残り福で、正午まで行われる。