大きな筆で力強く揮ごうする生徒たち

 みなべ町埴田、鹿島神社(亀井隆行宮司)で1日、新春大書初めが行われ、南部高校書道部の生徒が力強いパフォーマンスを披露した。

 神社境内の特設舞台に2年生の大前なみ部長、田川佳乃華さん、新井そらさん、1年生の花本緑里さん、溝脇姫那さん、稲田ほなみさん(マネジャー)が登場。縦約180㌢、横約90㌢の4枚に今年の干支「甲辰(きのえたつ)」、長く幸せを受けられる意味の「永寿嘉福」「激動」「昇竜の勢い」を力強く、心を込めて丁寧に書き上げ、見守った多くの参詣者から大きな拍手が湧き起こった。

 「激動」を担当した大前部長は「本年が、時代が動くいい1年になってほしいという願いを込めました」と話していた。

 県高校総合文化祭で鹿島神社の伝説を作品にしたのが縁で行っており、今年で5年目。書道の前には神事や、巫女の舞も披露された。