パン生地の計量に挑戦する生徒

 南部中学校(崎山武司校長)1年生24人は5日、南部高校の食と農園科棟で調理実習を行い、高校の先生らからお菓子作りを学んだ。

 中学生に食と農園科棟の最新設備で調理を体験してもらおうと毎年行っている。今回はコッペパン、マフィン、ジャム、アイス、クッキーのお菓子作りで、各班に分かれて実施した。

 コッペパンの班では、教諭らがあらかじめ用意したパン生地を分割する作業からスタート。75㌘ずつに分けて生地を寝かせ、コッペパンの形に成形し、オーブンで焼き上げた。

 パン作りに初めて挑戦した川畑心愛さん(12)は、「生地の分量を量るのが難しいけど楽しかったです。パンはそのままで食べてみたい」と話した。