先日、和歌山市内への取材で高速道路を利用した際、途中で工事のため1車線の規制が行われており、渋滞が発生。規制が始まる地点の手前で走行車線へ進路変更したが、何台か、元の車線を規制の手前まで走っていった。高速道路だけでなく混雑時は一般道でもある話。皆さんはどのように合流していますか。
NEXCO各社はじめ高速道路会社は、高速道路の渋滞対策で混雑時の「ファスナー(ジッパー)合流」を推奨している。ファスナー合流は高速道路のインターチェンジやパーキングエリア、サービスエリアから本線への合流の際に、車線が絞られる先頭の部分で合流する方法。走行車線を走る車も合流場所が予見でき、1台1台スムーズに合流が可能になり、渋滞をある程度緩和する効果があるとされている。
特にNEXCO中日本はファスナー合流を呼びかけ、過去には「ファスナー合流大作戦」と題して、愛知県の名神高速上り線一宮ジャンクションでラバーポールを設置。先頭の部分での合流に誘導するようにした結果、名神と東海北陸道を合わせた渋滞による損失時間が約3割減少したそうだ。
NEXCO中日本だけでなく東日本、西日本もファスナー合流を推奨しているが、未だに「先回りしてズルい」と思う人も多いのではないだろうか。先頭で交互に合流するファスナー合流は、渋滞や事故を減らしながら高速道路での損失時間を抑えられる方法。海外では交互に1台ずつ合流することが義務付けられている国もあるという。免許取得時に指導したり、看板や標識で分かりやすく周知したりし、譲り合いの気持ちとともに広がればいいと思う。(笑)


