フィナーレは「きよしこの夜」

 御坊市民文化会館友の会主催、「クリスマス大合唱の夕べ」が16日、同会館大ホールで開催。日高地方の合唱団が練習の成果をきかせたほか、4年ぶりに一般を交えた合同合唱も行われた。

 出演は合唱団セル・メゾン、由良女声合唱団、御坊少年少女合唱団、ごぼうレディースコール、合唱団ソーレMiо、オカズ・クワイア、日高高校・附属中学校合唱部、コア・ブレーメン、ADIRA(アディーラ)、アンサンブル響香の10団体。「雪の降る街を」など冬の童謡メドレー、「天城越え」などを次々に聴かせる「歌姫情念メドレー」、ボイスパーカッションとソプラノを伴奏のように交えた「宇宙戦艦ヤマト」などそれぞれに工夫を凝らした曲目が観客を楽しませ、御坊少年少女合唱団と日高高校・附属中合唱部は合同で来春上演のオペラ「森は生きている」の劇中歌を振り付きも交えて生き生きとうたった。プログラムの最後は全合唱団の有志と一般参加者が合同で、讃美歌「神の御子は」「あら野のはてに」「もろびとこぞりて」を高らかに歌い上げた。

 フィナーレは子どもたちも加わって総勢約100人で「きよしこの夜」。同友の会副会長宮本太源さんの指揮で観客も声を合わせ、大きな拍手で幕を閉じた。