プロ野球ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団した御坊市熊野出身の泉口友汰内野手(24)が7日、市役所に三浦源吾市長を訪ねた。泉口選手は「社会人からのプロ入りで、即戦力として期待されていると思います。結果を出せるように頑張ります」と活躍を誓い、三浦市長も「地元の星から巨人の星になって」と激励した。
地元の野口少年野球クラブで野球を始め、中学時代は和歌山日高ボーイズ/マリナーズで活躍。その後、大阪桐蔭、青山学院へと進み、昨年4月に社会人のNTT西日本へ入った。大阪桐蔭では3年春のセンバツで全国優勝。青山学院では1年生からショートを任され、NTT西日本でもすぐにレギュラーを獲得。パンチ力のある打撃が持ち味で、安定した守備とフィールディングに定評がある。
三浦市長は泉口選手に花束を手渡し、「御坊市から日本一の人気球団のジャイアンツに入団するのは初めてだと思います。地元から巨人に入団し、子どもたちに夢と希望を与えてくれました。ますます頑張っていただき、将来は大リーグの大谷選手にも負けない活躍を期待しています」と激励。泉口選手は「地元の皆さんからもたくさんの声援を受けて、ここまで成長することができました。御坊の皆さんや子どもたちに夢や希望を与えられる選手になれるように頑張ります。厳しい世界に入ることになりますが、ここからがスタート。上を目指していきますので今後ともよろしくお願いします」などと答えた。日高地方のファンに向けては、「みんな温かい人ばかり。御坊に帰省したときは地元のソウルフードのせち焼きが好きで、よく食べに行きます」と地元愛も語った。
1月8日に入寮し、新人の合同自主トレが始まる。