先駆者への感謝を込めて焼香する参列者

 紀州みなべ梅干協同組合の梅供養が6日、南道の勝専寺で行われ、組合加盟の梅加工業者ら約20人が参列した。

 梅加工業の先駆者への感謝と尊敬の念を表し、業界の発展を誓おうと、約20年前から毎年続けている。小野秀康住職の読経で参列者が順に焼香、先駆者の氏名も読み上げられた。

 法要を終え、組合の殿畑雅敏代表理事は「諸先輩方が耕してきた梅の市場をいかに拡大して、次の世代に渡せるかが私たちの使命。今後も組合の活動を通してそれが実現できるよう、皆さんで頑張っていきましょう」と述べた。