光り輝くイルミネーションを楽しむ親子

 美浜町和田地内、本ノ脇の故安東八重子さん宅で、次女の香寿美さん(61)が遺志を継ぎ、今年もイルミネーションが点灯した。

 八重子さんが「子どもたちの喜ぶ姿が見たくて」と、約30年前から続けてきたイルミネーション。日高地方では先駆けで、美浜の冬の風物詩になっている。

 八重子さんが今年4月に亡くなり、香寿美さんは迷った末、「母が楽しみにしていたイルミネーションだから」とセッティング。屋根や庭の木に飾り付けられた電飾やキャラクターが光り輝き、冬の夜を彩っている。

 年内いっぱいぐらい点灯。香寿美さんは「亡くなる前に『今年もするでー』と話したんですよ。『今年だけでも』という声もいただきました。気軽に遊びに来てください」と話している。