日高町方杭の「温泉館『海の里』みちしおの湯」の入館者数が25日、150万人を突破した。メモリアルの入館者となった和歌山市木ノ本、杉本收司さん(68)には、松本秀司町長から町特産の黒竹ボールペン、温泉券25枚つづり、みちしお亭の食事券3000円分が贈られた。
杉本さんはこの日、夫婦で田辺市からの帰りに立ち寄った。温泉館を訪れるのは2回目で、150万人が近づいていることは知らなかったという。松本町長や町職員がくす玉やクラッカーで節目をお祝いした。杉本さんは「今年春ごろ、印南SAに立ち寄った際にみちしおの湯のパンフレットを見て初めて行って、すごくよかったのでまた行きたいと思っていました。家族風呂があるのがうれしいです。また来ます」と話していた。松本町長は「大変おめでとうございます。皆さんの来館のおかげで開館23年目で記念すべき日を迎えることができてうれしい」と話した。
温泉館は2000年6月にオープン。今回の150万人達成を記念し、先着1000人にタオルかみちしおの湯の温泉の素をプレゼントしている。