星めぐりの会(東睦子代表)主催のイベント「星めぐり2023」が12月2日、日高川町和佐のかわべ天文公園で4年ぶりに開かれ、同町出身ではやぶさプロジェクト等に携わってきた北海道大学大学院理学研究院教授の圦本尚義さん(65)が基調講演を行う。

 圦本さんは筑波大学大学院博士課程地球科学研究科を1985年に修了。東京工業大学助教授等を経て、2005年に北海道大学大学院教授に就任。16年から20年まで、JAⅩA宇宙科学研究所特任教授も務めた。天文公園での講演は5年ぶり、2度目。「宇宙からの玉手箱が開いた!」をテーマに語る。

 当日は午後4時から、イハラ・ハートショップ(日高川町)の井原万見子さん、劇団RAKUYUの柳本文弥さんが星をめぐる本の紹介と朗読。4時40分からは毎年同イベントに参加し、昨年9月に他界したミュージシャンおおたか静流さんの追悼ライブで、おおたかさんと共演していたギタリストのKeijuさんが出演する。5時25分から圦本さんの講演。6時半から、鳥取市さじアストロパーク指導員の古屋昌美さんの星の解説と望遠鏡観望。8時頃終了予定。会場では、吉田恭さん(日高町)の写真展「世界の星めぐり」も開く。

 参加費は一般1000円、高校生500円、中学生以下無料。参加申し込みは、ショートメールで東さん℡090―1531―6320宛に、名前、年齢、参加人数、代表の連絡先を伝えること。