受賞に笑顔の英語部

 県高校総合文化祭の第37回英語発表会が11日、有田市文化福祉センターで開かれ、日高高校英語部が昨年に続き2年連続で最優秀観客賞に選ばれた。

 英語を使った劇やスピーチの発表会で、10校が出場。オーディエンスの前で発表し、最優秀観客賞1校、優秀観客賞2校が選ばれた。

 日高英語部は日本のおとぎ話「桃太郎」のその後を描いた劇「Momotaro:an epilogue」を披露。犬と猿とキジが鬼と手を組み、悪役となった桃太郎に復讐しようとする中、黒幕がおじいさんとおばあさんと判明し、ラストは桃の中に閉じ込めるという物語。部員たちは手作りの衣装で熱演し、楽しいストーリーに会場からは何度も笑いが起こり、おじいさんが、「酒が飲みたいからだ」というシーンでは爆笑に包まれていた。

 6月から脚本を考えるなど準備してきた劇で、桃太郎を演じた寺井巴菜部長は「英語の発音や声の大きさ、オーディエンスに背を向けないなどを中心に練習し、本番ではみんな役に感情を込めることができたと思います。会場の皆さんにも喜んでもらえてよかったです」と話している。寺井さんのほか参加部員は次の皆さん。

 坂元大和、津村岬希、岡佳亮、北出敦寛、中村壮太、橋本昊征、橋本宥璃、松永妃依(以上2年)、榎本伊織、聶千惠(以上1年)